2016年11月30日
全国の各港湾では災害ゼロを目指し日頃から精力的な防止活動が行われています。当社も東京湾岸地区に拠点を置く物流事業者として、安全衛生・災害防止活動をさまざまな視点から行っております。その内容が今回港湾労災防止協会の機関誌「港湾災防11月号」に紹介されました。当社は社員や関係従業者の安全確保や安全衛生向上の根幹である安全衛生規定を基に安全衛生委員会の各種活動(職場巡回安全パトロール、ストレスチェック制度、定期健康診断の受診徹底、社内無事故表彰など)や東京支部大井海貨上屋埠頭会の安全パトロールメンバーとしても同業他社との安全作業励行に努めています。また、倉庫内の安全確保とお客様の出庫依頼に応えるためのBCP(事業継続計画)も策定しています。一方で2009年にAEO認定事業者となったことで従来のISO9001を返上し、旧ISOのノウハウとAEOとの統合により新マネジメントシステムISAQ2010を構築しました。この業務手順書・要領書には安全衛生に関わる活動手順(ヒヤリハット管理、教育訓練等)が多数含まれています。重大事故を防ぐための教訓として有名な経験則「ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)」では、「不注意によるヒヤリハットのミスが軽微な事故の原因となりその積み重ねが重大事故の原因となる。」という教えが込められており、当社はまさにヒヤリハットから原因を究明し事故を未然に防ぐ活動をしています。またこのヒヤリハット管理は事務所のデスクワークにも応用し、メールや文書管理などでお客様や取引先にご迷惑のかからぬよう万全の徹底した注意活動を行っております。