2016年10月31日
照明のLED化により更に明るくなった定温倉庫内でワイン達は大切に保管管理され出庫の時を待ちます
昨年設立されたリーファーワイン協会ですが、当社はこの協会にいち早く加盟し陰ながらその活動のサポートをさせていただいております。
少しずつながらもワインの国内需要が増加し、各地域の多種多様なワインが氾濫しつつある中、今こそワインを「コンディション」という切り口で捉えるべきであるという当協会の理念に当社も賛同しております。
ワインは産地からの海上輸送、荷揚後の倉庫保管、物流、販売店等の適切な管理を経て本来のワインの魅力を保持しながら消費者の手元に届けられます。
そのためにはメーカー、インポーター、物流会社、酒販店、料理店、消費者のといったサプライチェーンに関わるすべてが当事者として連携の輪を成していく必要があります。
その中で当社は物流サービス企業として、40年以上ワインを扱ってきた知見と経験を強みとして、通関業務に始まり、入庫、荷さばき、保管、出庫、配送まで一貫したリーファーシステムで対応することが可能です。
ワインに関わる仕事と言えば、レストランでお客様にワインを提供をサポートするソムリエ資格は広く知られていますが、RWAでは来年から「タストヴァン」(ワインコンディションの判定資格)の資格認定制度の創設を予定しています。これらの資格が広く認知されることで、これまでとは違ったワインの品質を維持管理する立場の仕事もスポットを浴びることになりそうです。
RWAでは認定試験に先立ち、ワインの温度劣化の原因やその見分け方についての実践講習会を開催しており、当社の社員もこれに参加することで、将来のタストヴァンを一人でも多く輩出することを目指しています。
(一般社団法人)リーファーワイン協会ホームページhttp://reeferwine.org