2017年6月8日
なかなか興味深い記事を発見しました。取引金融機関が会員向けに発行する月刊誌の一部です。年齢を重ね活動範囲が広がれば、仕事やプライベートでの出会いも多くなり、特にオフィシャルでは好き嫌いにかかわらずいろんな人と接点が増えますよね。必然的に面倒な場面に出くわすことも多くなります。代表的な面倒な場面とは大きく「頼む」「断る」「謝る」「苦情を言う」の4つのシチュエーションだそうです。そしてこの4つに共通していえることは、最終的には人としての相手への「要求の通し方」にあります。また、人間は感情の生き物だと改めて思い知らされる場面も 多いです。論理的にどれほど正しい話でも、むしろ時には正しいからこそ相手の言葉に腹が立つなんて経験は誰にもあるのではないでしょうか。私の場合、子供のころから良くも悪くも「つきあいのいい」ところがあって、友達から誘われるといつのまにか付き合わされることが多く、今でもそんな場面が多いように思います。親や家族から、「まったく断るってこと知らないんだから!」とよく非難を受けます。上記の4つのシチュエーションでも、ひとそれぞれ得意、不得意があると思います。よく他人には強引に物事を頼むくせに、自分が頼まれるとあっさりと断るなんて、私から見るとうらやましい人種もいます。いずれにしても、一番配慮すべきは、相手との日頃の距離感と信頼度、これをしっかり認識した上で、相手の自尊感情を大切にすることだそうです。要するに普段から関係の薄い人に面倒なことを頼むときは、事前に根回しをするとか、相手に何かを頼まれ断りたいときは、TPOに応じて「今回はよんどころない事情がありまして」などのフレーズを挟みながらも、キッパリと断るのがいいということのようです。私の最も不得意な断り方、しばらくはこれに磨きをかけたいと思います。(笑)(^・^)/