2022年1月13日
新年あけましておめでとうございます。2022年も本格稼働いたしました。本年は寅年、個人的には私自身年男ですので(年齢がバレますが)、目標に向かって虎視眈々とチャレンジしていきたいと思います。さて新年ですので、今回はおめでたい話題をと思い、ユニークな本をご紹介します。そのタイトルは「本所おけら長屋」です。江戸の下町を舞台にした人情あふれるお話がぎっしり詰まってます。おけら長屋の住民は職人や浪人や後家さんや商人、お店のご隠居など様々ですが、共通しているは貧乏だけどそんなことは気にも留めず明るく前向きに生きること。そして何よりお節介で情が深く、自分のことよりも他人の不幸やピンチを黙って見ていられない、時には命の危険さえ顧みない、そんな人たちが巻き起こす騒動がなんともスリリングで引き込まれます。電車やバスの中で読むのは危険!笑いが止まらなかったり涙がこぼれたり、我慢するのに苦労します。それでもついつい読んでしまいますが。もしこれがTVドラマとして放映されれば間違いなく水戸黄門や大岡越前を超える大ヒットになるだろう思います。それくらい面白くて、自分がおけら長屋の世界に住んでいるような錯覚さえ覚えます。よろしかったらお手に取って読んでみてください。きっと皆さんも止まらなくなりますよ。
「四の五の言わずに、文句がありゃ読んでから言ってみやがれってんでい こんちきしょうめ!!」
今年こそマスクを取って大声で笑ったり泣いたり?できますように。皆様にとって良い年になりますよう祈念いたします。
第1巻からいきなり引き込まれます。現在第17巻まで発刊されてます。