東倉協城南支部研修旅行に参加しました！

2023年6月17日

　５月26日～27日の2日間、昨年より徐々に活動が復活する中で、城南支部の研修旅行が4年ぶりに復活しました。研修先は4年前に計画した鹿児島地域をそのままスライドしての研修となりました。天候にも恵まれ南国の初夏の日差しを感じながら、きれいな雄大な桜島を目の前に活動ができました。研修先はまず薩摩19代藩主島津光久の築いた別邸であった「仙巌園」を見学、幕府には秘密裏に琉球と交易をしたり、製鉄技術を用いて夷敵に対抗する砲台を作ったりと薩摩藩の当時の勢いをうかがうことができました。また一度行きたかった知覧特攻平和祈念館を訪問することができました。10代後半から20代の若者が沖縄にいる米軍空母に向けて爆弾を積み体当たりの攻撃に身を投じたことは考えただけで大変痛ましいことですが、彼らの残した遺品、特に親、子供宛に残した手紙は読むと何とも胸が痛みます。出撃の2～3日前には三角兵舎という小屋に泊まり込み、家族に手紙を書いたり、同胞とトランプに興じたりしたそうで、その時の写真もありました。写真の表情からはとてもこれから命を投げ出しに行くような様子はうかがえず、むしろ明日に希望を抱くような笑顔が印象的でした。また同じ知覧地区にある武家屋敷群では江戸時代に作られた武家屋敷が重要伝統的建造物群保存地域に指定されており、一歩踏み入ると江戸時代にタイムスリップしたような、厳かな雰囲気に包まれます。今回の参加者は28人で、みなさん元気に研修を終えることができました。これからも益々活発に支部活動ができますよう願っております。