
総合保税地域とは
保税地域の一種類。保税蔵置場・保税工場・保税展示場が有する輸入手続がまだ済んでいない貨物、輸出の許可を受けた貨物、わが国を通過する貨物(これらをあわせて外国貨物という。)の蔵置、加工、製造、展示等の各種機能を総合的に活用できる地域として税関長が許可した場所をいう。この制度は、輸入の促進や対内投資事業の円滑化などの動きを背景として、各種の輸入インフラの集積のメリットを助長するため、そのような施設が集積する地域に対応する保税制度として創設されたものである。
船陸交通とは
外国往来船(機)への交通が貨物(その授受につき関税法の規定により承認又は許可を受けた貨物及び郵便物は除く。)の授受を目的とする場合には、交通について税関長の許可が必要であり、かつ、その許可書で指定された場所を経由しなければならない。(関税法第24条第2項)
船用品とは
関税法上、燃料、飲食物その他の消耗品及び帆布、綱、じう器その他これらに類する貨物で、船舶において使用するものをいう。(関税法第2条第1項第9号)
船舶間交通とは
外国往来船と沿海通航船との間の交通であり、税関長の許可が必要となる。(関税法第24条第4項)
税関相互支援協定(CMAA)とは
わが国と外国の税関当局が、それぞれの関税法令を適正に執行し、迅速な通関と効果的な水際取締り(不正薬物・銃砲等の社会悪物品や知的財産侵害物品の水際取締り)を実現する観点から、情報交換を含む相互支援等を行うための法的な枠組みを提供するものである。
税関空港とは
関税法上、貨物の輸出及び輸入並びに外国貿易機の入港及び出港その他の事情を勘案して政令で定める空港をいう。(関税法第2条第1項第12号)
スライド関税とは
輸入品の価格が低下すれば適当な関税を課す一方、輸入品の価格が上昇すれば無税とする関税。国内生産者と国内需要者の利害調整を図る仕組みがとられており、無税となる付近で、輸入品の価格が高くなるにつれて関税額が減少していくような部分(スライド部分)を有する。
申告納税方式とは
税額確定方式の一つで、納付すべき税額又は当該税額がないことが、原則として、納税義務者のする申告により確定する方式のこと。(関税法第6条の2第1項第1号)
シングルウィンドウとは
シングルウィンドウとは、関係する複数のシステムを相互に接続・連携することにより、1回の入力・送信により、複数の類似手続を同時に行えるようにするもの。
従量税とは
輸入品の個数、容積、重量、数量などを基準として関税を課す税率をいう。税額が容易に算定できるなどの長所がある反面、物価変動に際し負担の不均衡を生ずるなどの短所がある。